月経関連

月経痛・月経困難症

月経に伴って、下腹部痛や腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、イライラ、下痢などの症状がでることを月経困難症といいます。お困りの症状がありましたら、一度いらして下さい。
成人だけでなく、小学生や中学生でも症状が重い方はいらっしゃいます。
年齢を問わず治療法はありますので、我慢せずにご相談にいらして下さい。

治療法としては以下のようなものがあります。

  1. 非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)
  2. 低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP):保険適応の低用量ピル
  3. ジエノゲスト
  4. 漢方薬,鎮痙薬
  5. LNG-IUS(レボノルゲストレル放出子宮内システム:ミレーナ® 52mg)

診察の結果やご年齢、ご希望、今後の妊娠希望の有無やそのタイミングなどを考え、よりよい治療法をご提案いたします。

月経不順

頻発月経(24日以内の周期)、稀発月経(39~90日以内の周期)、無月経(90日以上月経が停止)などが含まれます。
診察の結果により、ピルをはじめとしたホルモン治療や漢方などをご提案いたします。

過多月経

過多月経とは生理の出血が異常に多い状態です。
その目安として、以下の症状を参考にしてください。

  • 出血量が多く、2時間以内にナプキン交換をしている
  • 昼間でも夜用ナプキンをしている
  • 100円玉サイズ以上のレバーのようなかたまりが混じる
  • 生理が8日以上続く
  • フラフラする・めまい・疲れやすいなどの貧血症状がある

原因として多いのは、子宮腺筋症、子宮筋腫やホルモン異常などです。 
治療としては、低用量ピル、ジエノゲスト、ミレーナ、手術などがありますので、ご相談しましょう。

過少月経

過少月経とは月経の出血量が極端に少ない状態です。

原因としては、ホルモン異常や内分泌疾患、子宮形態異常、子宮内腔癒着などが考えられます。
必要に応じてホルモン治療や手術などをご提案いたします。

月経前症候群(PMS)・月経前気分不快症候群(PMDD)

PMSは月経の3~10日前に、身体症状(下腹部膨満感、疲労感、腰痛、頭痛、浮腫、乳房緊満感など)や精神症状(気分の変動、イライラ、落ち込み、涙もろいなど)が出て、月経とともに軽快するものです。
PMDDは精神症状が主体で強いものです。

治療法としては、低用量ピル、漢方、利尿剤、SSRIなどがあり、よりよい方法を一緒に考えていきましょう。

不正出血

不正出血とは様々な要因で正常な月経以外に出血をすることをいいます。
原因としては卵巣機能不全や子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮頚部びらん、子宮頸がんや体癌など多岐にわたります。
治療がいらないものから重大なものまでありますので、気になる方はまずはご受診ください。

おりもの異常

おりものとは、子宮や膣・外陰部から出る分泌物のことです。
老廃物と分泌物が混ざりあってできています。膣内に潤いを保ち、雑菌の侵入や増殖を防ぐ働きを持っています。
しかし、おりものの「におい」「かゆみ」「色」「状態」がおかしいなと思ったらご相談ください。
例えば以下のようなものが疑われます。

  • おりものの中に血液が混ざる(ピンク色や茶色のおりものが出る)→不正出血
  • 水っぽいおりものが流れ出るくらい多い→クラミジア頚管炎
  • くすんだ黄緑色の鼻水のようなおりものが出る→淋菌感染症や細菌性腟炎
  • ヨーグルト状のポソポソしたおりものが多くて痒みがある→カンジダ腟炎
  • 魚の腐ったようなツンとした臭いが強い→細菌性膣炎
  • クリーム色の泡立ったようなおりものが出て強い痒みがある→トリコモナス腟炎

あくまでも疑いです。診察をしてから適切な治療をいたします。
もしかしたら、、と気になっている方は一度ご相談ください。

更年期障害

閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といいます。
更年期に現れる症状が重く、日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。
更年期障害の主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくことです。
そこに加齢、成育歴や性格、人間関係などの因子が複合的に関与することで発症すると考えられています。

症状としては以下のようなものが一般的にはいわれております。
しかし実際に診療をしていると、症状はもっと多彩です。
これに当てはまらなくても、更年期の症状かも?と思ったらまずは相談に来てみてください。

  1. 血管の拡張と放熱に関係する症状
    ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など
  2. その他のさまざまな身体症状
    めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど
  3. 精神症状
    気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など

治療の主な柱は以下の4つです。各治療にはそれぞれの強みがありますので、組み合わせることもあります。

  1. ホルモン補充療法(HRT)
  2. 漢方薬
  3. 向精神薬
  4. プラセンタ注射

症状やご希望、生活スタイルなどを考慮して、どの治療がいいか一緒に考えていきましょう。

更年期障害は我慢する必要は全くありません。治療をするととても生活しやすくなります。
なんでもっと早く受診しなかったんだろう、早く治療すればよかった!という患者様は多いです。
人生の一時期、薬の力を借りて過ごしてもいいと思います。お気軽にお話に来てください。

子宮脱・子宮下垂

子宮下垂とは、子宮が正常な位置よりも下がっているが膣外には脱出していない状態のことです。
進行して子宮の一部や全部が膣外に脱出している状態は、子宮脱といいます。

子宮は通常、骨盤内のさまざまな筋肉、組織、靭帯で固定されています。
妊娠、出産によりこれらの筋肉が衰弱したり、加齢に伴いホルモンエストロゲンが失われることなどにより引き起こされます。

軽度の子宮脱は治療を必要としませんが、子宮脱により不快感が生じたり、生活が妨げられる場合は治療をお勧めします。

軽度であれば、骨盤底筋体操や骨盤底筋トレーニングチェアが有効です。
保存的治療法としてはペッサリーというドーナツ状のリングを膣内に挿入し、臓器が落ちてこないように支える方法と外科的治療(手術)があります。
何か挟まっている気がする、違和感がある、もしかしたら下がってきている??と思われたら、まずはご相談ください。

漢方相談

漢方医学は、長い伝統と豊富な経験から作られてきたもので、体本来のもつはたらきを高めるように作用して、体自身の力で正常な状態に戻そうとするものです。
病気の人全体を見て、心身全体のひずみを治していくという治療です。

一方、西洋医学は、症状に対して局所的に対応するものです。
病気を部分的に見ることで、本来体がするべきはたらきを薬が代わりにします。
漢方薬、西洋薬、それぞれの得意分野がありますので、それを組み合わせていいとこ取りをすると相乗効果が期待できます。

検査で何も異常なしと言われたけれど、なんか調子が悪い、、薬はないと言われてしまった、、どの科に行ってもうちじゃないと言われてしまった、、という時などはぜひご相談ください。
漢方が大好きで、なるべく漢方で治療したい、、などのご希望の方も大歓迎です。

避妊相談

低用量ピル(経口避妊薬)

低用量ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが含まれております。
毎日一回服用することで排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑える働きをするため、コンドームよりもはるかに高い避妊効果があります。正しく服用すれば、生理と自分のライフスタイルをうまくコントロールしながら避妊できます。

当院で取り扱っております避妊目的で使用される保険適用外の自費ピルは以下の2種類です。

ラベルフィーユ28(トリキュラー、アンジュのジェネリック)2,750円
ファボワール28(マーベロンのジェネリック)2,750円

初診時は、問診、血圧や体重測定、採血などの必要な検査を行います。
その結果ピルの内服が可能と判断した場合は、最初は1シートお試しいただきます。
特に副作用などが問題なければ、その後は3シートまでまとめてお渡し出来ます。

避妊リング

避妊リング(子宮内避妊器具:IUD:Intrauterine device)は、避妊のために子宮の中に入れる小さな器具のことです。
当院ではミレーナを取り扱っております。
これは子宮内に黄体ホルモンを持続的に放出することで、内膜の増殖を抑えます。
内膜を薄い状態に保つことで妊娠の成立を妨げます。
また子宮入り口の粘膜を変化させ、精子の侵入を妨ぐ効果もあり、高い避妊効果があります。

ミレーナは、1度挿入すると5年間ずっと避妊ができます。低用量ピルのように毎日薬を飲む必要もありません。
持病や肥満・喫煙など血栓症のリスクが高く低用量ピルの内服ができない方にもおすすめです。
子宮の中に入れるなんて怖い!という方もいらっしゃるかと思いますが、大丈夫です!
外来でさっと入れられて、避妊効果以外に月経痛や過多月経が改善するという大きなメリットがあります。
どちらが目的でも構いません。ご興味がある方はまずはご相談にいらして下さい。

緊急避妊(アフターピル)

緊急避妊薬(EC:emergency contraception)とは、避妊をしなかった、もしくは避妊に失敗してしまった時に、その性行為が行われた72時間以内に服用する薬です。アフターピル、またはモーニングアフターピルとも呼ばれています。
当院ではノルレボを採用しております。費用は1回1錠 8,800円(診察料込)になります。
もしかしたら避妊に失敗しちゃったかも、、ということがあったら、なるべく早くご受診されてください。

性感染症

性感染症とは性行為により感染する疾患の総称です。
感染すると、おりものの変化や痒みなどの症状を伴うこともありますが、自覚症状のないこともあります。
当院では以下の検査を行っております。ご心配な方は是非ご相談ください。

梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎、淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス

がん検診

子宮がん検査

住民票が横浜市の20歳以上の方は2年に1回、市からの費用補助があります。
頚がん検査と体がん検査の2種類の検査があり、医師と相談の上実施致します。
住民票が横浜市でない方や市の補助がない年度でも、ご心配なことがありましたらご相談できますので、ご受診下さい。

卵巣がん検査

子宮がん以外に気をつけなければならないのは卵巣がんです。
経腟超音波検査で簡単に調べることが可能です。
子宮がん検診と一緒に検査されることをお勧めします。

ブライダルチェック

結婚前や妊娠前におこなう体のトータルチェックになります。
妊娠や出産の妨げになる病気がないかを調べることができます。
当院では以下の項目を実施しております。

女性

費用30,000円
  • AMH(抗ミュラー管ホルモン)
    卵巣に残っている卵胞の数や排卵誘発剤に反応しうる卵胞の数が反映されます。これがなくてはブライダルチェックではないというぐらい今後の妊活の指標になる検査です。
  • クラミジア抗体
    クラミジアに感染していても無自覚のことが多いです。いつの間にか感染が卵管 まで広がり、卵管炎をおこし、卵管周囲癒着、卵巣周囲癒着、卵管内癒着、卵管水腫等卵管性の不妊につながってしまいます。そのため感染している場合はすぐ治療が必要です。
  • 甲状腺
    甲状腺機能が低下すると排卵障害が起きやすくなります。また流産率が上がるという報告が多くされています。甲状腺機能亢進症でも排卵障害や流産しやすくなると言われていますので、調べておく必要があります。
  • 感染症
    梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎を調べます。もし陽性であれば妊娠前に治療をしておいた方が良いものです。
  • 血液型(ABO型、Rh型)
    とくにRh型は妊娠してからの管理に関係するため調べます。
  • 貧血、肝機能、腎機能、コレステロール
    こちらも異常であれば、妊娠前に精査加療が必要です。
  • 風疹抗体検査
    風疹の抗体を持っていない状態でご妊娠された場合、妊娠中に風疹にかかってしまう場合があります。そうすると胎児に影響が出てくることがあります。妊娠前に風疹ワクチンを打っておけば、妊娠しても安心できます。そのため、不妊の原因ではないですが風疹抗体の有無を調べます。
  • 経腟超音波検査
    子宮の形態、子宮筋腫の有無、卵巣嚢腫の有無は妊娠するうえで影響を与えることがありますので、調べておく必要があります。
  • 子宮頚部細胞診
    若い年代にも多い子宮頸がんの検査になります。妊活前に調べておいたほうが良い検査です。
  • 細菌培養同定検査
    膣内の感染症を調べます。治療したほうが良い細菌が見つかることがあります。

男性

費用30,000円
  • 一般精液検査
    精液の量、精子の数、精子の運動率、精子の正常形態率を調べます。
  • 精子DNA検査
    精子DNAの損傷率や抗酸化力を調べます。一般精液検査がいわゆる外見を指標としている検査であるのに対して、こちらは精子の質を調べる検査になります。    
  • 感染症
    梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎を調べます。もし陽性であれば妊娠前に治療をしておいた方が良いものです。
  • 血液型(ABO型、Rh型)
    とくにRh型は妊娠してからの管理に関係するため調べます。

生理日移動

大事な用事のときに月経と重なって困るような場合、ピルを内服することによって月経を移動させて、月経と重ならないようにすることをいいます。一般的には中用量ピルを使用します。

遅くても予定の月経の5~7日前に来て頂ければ、直近の月経を遅らせることは可能ですが、大事な用事の時にピルを内服していなければなりません。
もっと早め、前の月経中や場合によっては前周期中に相談に来ていただければ、前の月経をずらす、または低用量ピルを使うなど、工夫ができます。そうすると大事な用事の時に、ピルを内服しないで済むこともあります。ご希望の方はぜひ早めにご相談ください。

自費注射

美白注射

下記の成分が入った注射を行います。

  • グルタチオン:メラニンを抑える美白効果、老化防止、抗酸化作用があります。
  • アスコルビン酸(VitC):メラニン生成を抑えます。
  • トラネキサム酸:メラニンの生成を抑えます。

トラネキサム酸入りは2週間に1回、なしは1週間に1回を目安にお勧めしています。
トラネキサム酸が入れられるかは人によりますので、カウンセリングでお伝えします。

費用1回 3,500円

美肌注射

下記の成分を注射致します。
週1回がお勧めです。

  • アスコルビン酸(VitC):メラニンの生成を抑えます。
  • パントテン酸(VitB5):VitCの働きを助けてコラーゲン生成に関わります。
    弾力のある肌、潤いのある髪の毛にします。
  • ビオチン(VitH):皮膚や髪の健康維持に役立ちます。
費用1回 2,500円

にんにく注射

下記の成分が入っています。
疲れている時にお勧めです。

  • VitB1(フルスルチアミン):炭水化物のエネルギー転換に必要なものです。
    不足すると情緒不安定、気力減退、疲労の原因となります。
  • VitB2:脂質や糖質の代謝を促し、有害物質を分解する働きがあります。
  • VitB6:脂質やたんぱく質の代謝に必要なものです。
    不足すると皮膚炎、口内炎などの原因になります。
  • アスコルビン酸(VitC):抗酸化作用、抗ストレス作用があります。
費用1回 2,000円

プラセンタ注射

当院ではメルスモンを採用しています。
プラセンタは、以下のような症状の改善が期待されています。

  • 更年期障害(のぼせ、ホットフラッシュ、不眠、イライラなど)
  • 疲労、肩こり、頭痛、腰痛、関節痛
  • シミ、くすみ、肌荒れ、皮膚乾燥症、冷え性 など

45歳~59歳までの更年期障害の治療としては、保険診療で500円程度で打つことができます。
保険適用外の場合は、以下の金額となります。まずはご相談ください。

1本1,100円
2本2,000円
3本2,800円
1本1,100円2本2,000円3本2,800円

※初回のみ、医師の診察があるため別途診察料が掛かります。

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋とは、骨盤の底で子宮や膀胱、直腸などの臓器を下から支える筋肉です。
薄い筋肉が重なり合っているので骨盤底筋群とも呼ばれます。骨盤底筋が緩む原因は、加齢と妊娠出産です。

骨盤底筋が緩むと以下のような症状があらわれます。

  • 尿漏れ
    骨盤底筋には、尿道を緩めたり閉じたりする働きがあるので、衰えるとこの機能がうまく働かなくなり、尿もれや頻尿(腹圧性尿失禁、過活動膀胱)などの尿トラブルが生じやすくなります。
  • ボディラインの乱れ
    骨盤底筋は内臓を骨盤内の正しい位置に納めているため、緩むと内臓の位置が通常よりも下がり気味になり、下腹が出て来てしまいます。
  • 便秘
    排便時、人は排便をスムーズにするために無意識に骨盤底筋を締めています。
    すると直腸と肛門がまっすぐになるのですが、骨盤底筋が緩むとこの動作が上手くいかなくなり、結果として便秘になりやすくなってしまいます。
    骨盤底筋群には肛門を締める筋肉も含まれるため、過度に緩むと便もれに繋がるケースもあります。
  • 臓器脱
    臓器脱とは、骨盤内臓器(子宮、膀胱、直腸)が膣から出てしまう症状のことです。

これらの症状の改善には、緩んだ骨盤底筋を鍛える必要があります。
しかし、自力で骨盤底筋体操を続けることはとても大変です。

当院では1回30分、着衣のまま座っていただくだけで、約12,000回の筋肉収縮をさせることで骨盤底筋を鍛えることができる機器を導入いたしました。
1回でも効果を実感される方もいますが、一般的には週1~2回のペースで6回程度受けて頂くことを推奨しています。
その後は維持のために1か月に1回程度お受けいただくとよいと思います。

初回お試し(カウンセリング込み)7,000円
6回セット(1クール)30,000円
セット後の追加 1回あたり6,000円
初回お試し
(カウンセリング込み)
7,000円6回セット
(1クール)
30,000円セット後の追加
1回あたり
6,000円

ヒップアップ効果を実感される方もいます。ご興味ある方はぜひご相談ください。
体内にペースメーカーや銅付加子宮内避妊具などの金属が入っている方はお受けいただけませんのでご注意ください。

予防接種・風疹抗体検査

子宮頸がんワクチン

費用35,000円

当院では9価ワクチンであるシルガードを基本的には推奨しております。
子宮頸がんを引き起こすHPV16、18、31、33、45、52、58型と、尖圭コンジローマなどの原因となるHPV6、11型の感染を防ぎます。費

公費での接種について

小学6年生~高校1年生は公費での接種が可能です。
3回接種が基本となり、1回目から2か月後に2回目、その4か月後に3回目と6か月かけて完了します。そのためすべて公費で摂取するには、高校1年生の9月以前に1回目を打っておく必要があります。しかし最短で4か月で摂取することも許容されているため、遅くなってしまった方も一度ご相談下さい。

風疹抗体検査 / ワクチン

風疹抗体検査

費用3,000円

妊娠初期の女性が風疹にかかると胎児に感染してしまい、難聴や心疾患、白内障、緑内障など先天性風疹症候群と呼ばれる障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。
これから妊娠を希望する方やパートナーの方は検査をして抗体の有無を確認しておくと安心です。
検査の結果、抗体をお持ちでなかった場合は、ワクチンの接種を推奨いたします。

横浜市からの補助について

住民票が横浜市におありの中学1年生以上の方で、以下に該当する方は市からの補助により費用は無料となります。
ただし過去に風疹ワクチンや麻疹風疹混合ワクチンの接種歴が2回以上ある方は対象外となります。

  • 妊娠を希望している女性とそのパートナー及び同居家族
  • 妊婦のパートナー及び同居家族

麻疹風疹混合ワクチン

自費では11,000円となります。
横浜市の助成対象者は3,300円で接種可能です。